2021.10.21 18:59相続について、詳しく(長文)相続の手続きの流れを復習がてらさらってみる。病院内で死亡した場合、医師によって死亡を確認され、死亡時刻が記録されます。その後、医師によって死亡診断書が作成されます。入院中の場合や救急搬送された場合が想定できますね。医師の手によって、その死亡診断書に死因が記載され、行政への届出を経て戸籍の記録上も死亡となります。死亡したのが病院外であった場合、一旦病院に搬送され医師によって死体検案書が作成されます。事件性が高いと認められる場合には検察関係から遺体を調べられることもあります。状況次第で死因の特定のために検査や解剖がされることがあり、というか大抵されます。また、事件性の有無の確認のために司法解剖されることもあります。遺族としては愛する故人の遺体が解剖されるの...
2021.10.19 16:27出口戦略と遺言とか相続とかFIREとかもうすぐ今年度の行政書士試験ですね。受験生の方々は追い込みの時期なのかな?自分はこのあたりだと行政法を重点的に学習していたような気がします。つい最近、宅地建物取引士の試験もあったようです。少し前に先輩行政書士の先生からお呼び出しがありまして、その時に行政書士の専業では生計を立てるのは大変だから何か他の資格と組み合わせるといいと忠告されました。そして同時にオススメされたのが宅地建物取引士だったりします。個人的にはあまり不動産には興味が無くて、取得した場合の組み合わせ方も見えてきません。行政書士として何をしていくのか、それが明確になっていないと無闇にWライセンスを取得しても活用できないんじゃないですかね。まぁ、行政書士資格の場合は後に取った方をメインに行政...
2021.10.14 15:30行政書士と事業承継事業承継を相談する場合、どこに相談すればいいのでしょう?弁護士?税理士?公認会計士?中小企業診断士?司法書士?まぁ、行政書士に相談するというのはあまり頭に浮かばないでしょうね。実際に事業承継の相談機関というと市町村や商工会議所・商工会、金融機関、よろず支援拠点、再生支援協議会、経営改善支援センター、中小企業基盤整備機構、事業引継ぎ支援センター、そして各士業。経営者が事業引継ぎで実際に相談するとすれば、税理士、商工会議所・商工会、金融機関あたりの最も親しみの深いところを選ぶでしょう。行政書士の場合は事業承継そのものではなく、事業承継された後の許認可の変更手続きや更新手続きで絡むことになるかと思います。株式などの財産移転は税理士へ、代表取締役の変更登記は司...
2021.10.11 14:12空き家バンクと田舎暮らし本日は毎月2回行っている米沢市役所での無料相談会でした。無料相談会なので純粋に無料で色々なご相談を受けています。行政書士として回答できる範囲であれば回答し、業際を超える範囲の場合はどんなところに相談すべきかを案内しています。相談の多くは遺言・相続なんですが、中には相隣関係と言われるご近所トラブルであったり、不動産登記の相談だったり、実際の状況と登記簿上の記載のズレに対する相談など色々な相談が来ます。ご近所トラブルは基本的に弁護士、登記は司法書士、測量や筆界特定は土地家屋調査士や裁判所の管轄です。そして最近目立って多いと感じるのが空き家問題ですね。空き家問題もやはり、行政書士一人で解決できる問題ではありません。現在の高齢化社会日本には、持ち主が亡くなった...
2021.10.08 14:44故人の預貯金の凍結について以前、バーテンダーとしてお客さまの話し相手になっているとき、相続発生中の方や相続でご苦労された方がいて、相続の手続きで困ったこと、悩みを聞かせていただきました。普通にお酒を飲みに来ていて相続の話をその店の人間と交わすというのも不思議かも知れませんが、BARにくるお客様は色々なことを話して、そして時には教えてくれます。バーテンダーには士業の人間と同様に暗黙の守秘義務があります。なので本当に色々な裏話や秘密、商売のこと、業界の裏話、昔の失敗談、一風変わった知り合いのこと、そして身の上話などを聞いたものです。それらの中の身の上話として、相続に関し苦労話や失敗談、または武勇伝的に話されます。今現在、行政書士として遺言作成や相続手続きを業務としてやっていて、以前...
2021.10.06 13:00統計からみた推察・推測・推理日本人の平均寿命は女性が87.74歳、男性が81.64歳(2020年調査)だそうです。来年2022年4月1日から日本人の成人年齢は18歳に引き下げになります。2022年は18歳~20歳の3学年が一気に成人となります。晩婚化と言われていますが、平均初婚年齢は女性29.6歳で男性31.2歳(2019年調査)です。第1子出産時の母親の平均年齢は30.7歳だそうです。日本の人口は2005年に減少し始め、2006年は再度増加に転じたものの、2007年からは14年間連続で減少し続けており、2020年は1年間で日本の人口は約53万人が減少した。日本国内には約350万~400万の中小企業が存在していると言われている。そして現時点で事業承継の承継先、継ぎ手がいない企業が...
2021.10.04 14:36夢を語る行政書士に限らず、職に就いて大切なことは「何をナシたいのか」だと思います。何を為し、何を成すのか。為せば成る 何事も 成らぬは人の 為さぬ也けり「為すこと」と「成すこと」でより重要なのはどちら?成すために為す が 為さねば成らぬ「成すこと」が定まらないと「為すこと」は定まらないんです。ゴール設定なしにルート設定しても、選択肢は増えますが目的が定まらず、迷うだけ。成すのための手段であるはずの為すことが目的になっては結局成らず終い。意味が解りますかね?言い換えますと・・・選択肢を増やすべく、勉学に励んで学力の向上を目指す。一見悪くないし、普通に感じますかね・・・でもそれではダメです、全然ダメ。その結果がもたらすのは、可能性は広く、高く、大きいのに求められる...
2021.10.01 15:56行政書士の活用法行政書士の仕事というと何を思い浮かべますか?車庫証明?建設業許可?登記は違いますよ、司法書士の仕事です。具体的にはよくわらかないですよね。よくわからなくて普通です、本当に一般的に知られていないんです。正直、行政書士として仕事をしていても説明は困難です。行政書士のやっていい仕事は前回の記事にもありますが、他士業の独占業務や特定の資格の必要な仕事、許認可の必要な仕事以外です。そう言っちゃうと、何でも屋みたいなものみたいに感じますが、実際にそうです。許認可の不要な仕事は基本的に開業届けなどの手続きさえしていれば誰でもできます。例えばライター、プランナー、アドバイザー、コンサルタント、シンガー、ソングライター、アクター、デザイナー、プログラマー、ユーチューバー...