2021.11.26 19:20事業承継問題に取り組む開業前から興味のあった分野、事業承継。そこそこの期間、そこそこの量を勉強・研究してきました。山形県行政書士会の企業法務研究会で講師として研修会も開催しています。しかし、行政書士が事業承継に携わるのはなかなかに難しいものがあります。その理由の一つは事業承継は弁護士・公認会計士・税理士・中小企業診断士の4士業が専門家とみなされ、国もそれらの専門家に問題対応を要請していること。経営革新等支援機関の認定というのがありますが、上記専門家4士業はその資格のみで認定を受けることができます。その認定を受けると経営承継円滑化法の申請、事業承継補助金の専門家費用の対象専門家、事業引継ぎセンターからの専門家派遣の依頼を受けることができるなどの特典があります。事業再構築補助金...
2021.11.23 17:29贈与について相続税対策や事業承継時の株式移転などで贈与を検討される方が多いです。そして大抵、年間の基礎控除額である110万円での暦年贈与。これが後々問題になる場合があります。暦年贈与は毎年基礎控除額内の贈与を繰り返して節税するやり方です。その場合の留意点としては毎年定期的に定額の贈与をしている場合、書面による贈与であっても結果的に連年贈与契約の基礎になる契約を結んだと見なされた場合です。むしろその書面が連年贈与契約の証拠として扱われる可能性すらあります。言い換えると定期金として金銭等を受け取る権利を得たとされた場合。この場合は契約の初年度に一括で贈与を受けたものと同様に扱われることがあります。回避の方法として、不定期にしたり、金額を変えたりするなどがよく紹介されて...
2021.11.19 18:48事務所名の由来さて、今更ですが何故当事務所が「ALL C's」なのか。直訳すると全てのCのです。約半年前までやっていたBARは「BAR ALL D's」です。これはダブルミーニングで古いものOldiesと全てのDたちの意です。DについてはDrink、Drunker、Dream、Dawn、Desire、Design、Disciple、Dark、Discussion、Dictionary、Debate、Develop、Development、Directorなど色々内包しています。そして「行政書士事務所 ALL C's」も同様に全ての種たちAll Seedsと全てのCたちの意です。Commercial、Consultant、Corporate、Company、Compl...
2021.11.16 18:17酔っぱらいのたわごと今の日本の状況、超高齢社会というらしいですよ。年齢分布が釣鐘どころかラグビーボールかアーモンドかみたいな形です。少子高齢化、晩婚化、未婚率上昇、独居老人の増加・・・個人主義が行き過ぎた結果でしょうね。独身貴族とか、結婚は人生の墓場とか、結婚のメリットよりデメリットの方が多いとか、色々な見解、認識、持論が錯綜してます、特にSNSとか界隈は。で?結局は社会なんてどうでもいいって理論ですよね。でも、自分の都合の悪いことは社会のせいにしてませんか?自分、今まで人と比べて恵まれていると感じるような、優越を感じるような瞬間なんてない人生でした。去年なんて本気で社会のせいにしたいくらい酷い状況でした。でも、社会のせいにはせず、自力で現状打破するために行政書士試験を突...
2021.11.15 16:33近況報告と今後の展望日曜に令和三年度の行政書士試験がありましたね。去年の試験が果たしてまぐれだったのか、知りたいところです。22日には今年の試験問題が公表されるようなのでやってみましょうか。ずっとブログを更新できずにいましたので、近況報告です。最近は企業法務(法人設立・新事業展開・事業承継・M&Aなど)のことばかり。そして、それとは別に相続のお仕事をしていて思うところもあります。空き家問題なども気になるところではありますが、なかなか解決が難しい問題です。後見人制度について、信託について、勉強は尽きません・・・実務を始めると試験勉強以上に細かく、広く、深く学ばないと追い付きません。法律そのものの勉強は予備試験受験以降全くしていない感じですね。でもまずは生活を立て直し...