2023.02.28 09:13相続したくない/させたくない不動産かなり久しぶりの投稿になります。ご無沙汰しておりました、渡部です。昨年前半は事業復活支援金の手続きに、後半は遺言・相続・生前対策関連の業務に携わっておりました。遺言・相続・生前対策などの相談中で特にお困りの方が多いと感じられたのが「空き家・空き地」に関することです。・被相続人の逝去によって空き家になった・自己が世を去った後に空き家になる・過去の相続手続きで抜け落ちて名義が残っている・共有者や相続人の判断能力が欠けている・長年の放置によって相続人が数十人になっているまた、相続財産に不動産が含まれている場合、相続放棄するとどうなるのかという質問も多いです。先に列挙したようなケースの場合は特にその確率が高いです。なので、ここに「相続放棄すると相続財産中の不動...
2022.11.25 02:502022年を振り返ってみてもう今年も残すところ1か月ちょっとですね。お久しぶりです、相変わらずたまに更新する程度です。今年の前半はひたすら事業復活支援金の手続きをしていました。おかげさまでなかなか営業していく状況にない中で多くの事業者の皆さんとお会いすることができました。そこから若干ですが相談などもありました。5月にはまた司法試験予備試験を受験してきましたが、事業復活支援金で忙しくて無勉で受験しました。その状況で何点取れるのかも興味があったのですが、法律問題だけで昨年はちょうど6割の正答率だったのが今年は4割しか取れませんでした。来年の予備試験は実施時期が2か月程度ズレますのでまだ時間がありますが果たして勉強できるのか、また受験するのか未定です。勉強のモティベーション維持が最大...
2022.07.06 18:18ひと段落して近況報告です。またまた久しぶりの投稿です。ようやく事業復活支援金の事前確認及び申請支援が終わりました。とはいってもまだ給付決定に至らない方がおられるかも知れません。当職は山形県からの委託業務で2月22日(行政書士の日)から置賜総合支庁にて事業復活支援金の申請サポート事業の手続きをやっていました。個別にも依頼を受けて事前確認を予想以上の件数をやらせていただきました。県の申請サポートでは県内4会場で行政書士が1会場あたり3~5人が業務にあたり、相談件数合計6000件弱だったそうです。1回の来庁では完了しないのがほとんどで、給付まで平均しても3回程度来庁されたと推定計算しても2000人程度の事業者が県のサポート事業で支援を得られたと言えます。個人としても100件超の事前確...
2022.04.21 15:51もうすぐ開業から1年久しぶりに投稿します。本日、前回投稿の記事に追記をしました。これから事業復活支援金の事前確認や申請をする方はご一読ください。とうとう行政書士開業から11カ月を過ぎ、あと3週間程度で1年になります。そしてちょうど1年になる5月15日が今年度の予備試験の実施日です。事業復活支援金の手続きやらなんやらで全く勉強できていません。それでも受験予定です。受験料も高いですし、年に一度しか機会が無いし、もしうっかり一次試験に合格できたら論文試験を受けることができるのですから。ここから先は特に理由もなく、久しぶりに文章を綴っているだけかも知れません。特に書きたいこともなく、なんとなくキーボードを叩いているだけです。恐らく無意味ですが、生存確認ということで何か適当なことを...
2022.03.01 16:24事業復活支援金申請の注意点(追記アリ)現在、このHP及びブログを読まれている方は事業復活支援金の事前確認及び申請の支援を検討されている方がほとんどのようです。事業復活支援金の申請が始まって約1カ月、色々な方の事前確認、申請サポートをさせて頂きました。事務所の方へも相変わらずコンスタンスに事前確認の問い合わせがあり、相変わらず事前確認の引受先に困っていらっしゃる方々がいるものだと思っております。山形県で開始した事業復活支援金の申請サポート事業も2週目に入り、徐々に予約が埋まって多忙な状況になっております。前回は愚痴り気味に県のサポート事業の説明などを記載しましたが、今回は事業復活支援金の申請時の注意点などを思い出しながら書いておこうかと思います。まずは、仮登録について。仮登録時は電話番号とメ...
2022.02.25 18:53事業復活支援金についてお久しぶりです。と言っても更新を楽しみにされている方はまずいらっしゃらないと思いますが。現在、当事務所では事業復活支援金の事前確認及び申請支援を多種多様な事業者からご依頼いただいております。そのほとんどが引き受けてくれる機関もなく、顧問もおらず、税理士事務所に問い合わせたが断られたという方々です。当事務所では事前確認を当然に無償でお受けしているので、事前確認のみお願いしたいという依頼が多いです。しかし、その中でも特例申請が必要だったり、特殊な事情をお持ちの方は申請支援までご依頼いただいています。今回実施されている事業復活支援金は事前確認や本申請での手続き内容が複雑で、必要な書類等も多く、不満や疑問を口にされる方も多くいらっしゃいます。みなさんご存じとは...
2022.02.03 17:04事業復活支援金の事前確認始めましたお久しぶりの投稿記事になります。年が明けてから営業周りをしたり、予備試験の受験出願をしたり、新型コロナ関連の給付金の下調べなどをしたりしているうちに2月になってしまいました。不慣れな営業の成果は・・・と言った感じで、営業の拙さを実感しました。予備試験は正直勉強時間が取れそうになく、断念しようと思いましたが出願しました。電子定款を作成できるように手続きをしました。事業復活支援金の事前確認機関として申請し、登録されました。1月31日から事業復活支援金の申請受付が始まりました。申請に先立って「事前確認」が必要になります。事前確認機関は多数ありますが、士業以外は誰でも受け付けてくれるわけではないようです。当事務所は事務局の不手際なのか不具合なのかで何故か機関H...
2021.10.01 15:56行政書士の活用法行政書士の仕事というと何を思い浮かべますか?車庫証明?建設業許可?登記は違いますよ、司法書士の仕事です。具体的にはよくわらかないですよね。よくわからなくて普通です、本当に一般的に知られていないんです。正直、行政書士として仕事をしていても説明は困難です。行政書士のやっていい仕事は前回の記事にもありますが、他士業の独占業務や特定の資格の必要な仕事、許認可の必要な仕事以外です。そう言っちゃうと、何でも屋みたいなものみたいに感じますが、実際にそうです。許認可の不要な仕事は基本的に開業届けなどの手続きさえしていれば誰でもできます。例えばライター、プランナー、アドバイザー、コンサルタント、シンガー、ソングライター、アクター、デザイナー、プログラマー、ユーチューバー...
2021.09.29 18:46行政書士という資格登録から早4カ月、未だにこそばゆい先生という呼ばれ方。そして実感するのは行政書士という資格の一般的な認識。とにかく司法書士との混同が激しく、よく登記について質問を受けます。司法書士の仕事は登記、供託、後見人、そして訴訟物が140万円以下の訴訟の代理人など。主に法務局の手続きで、裁判所に提出する書類の作成もあったかと記憶しています。行政書士の仕事は・・・かなりわかりにくく説明が難しいです。行政書士法に明記されているのは「官公署に提出する書類その他権利義務の実現又は事実証明に関するの書類の作成」(行政書士法第1条の2)です。そして上記の書類の作成であっても他の法律において制限されているものは除かれます。「他の法律」とは主に他士業において独占業務とされている...