2024.05.20 15:31久しぶりの近況報告前回ブログを更新してから結構な日数が経過いたしました。相変わらず元気に活動してはいますが、2022年から山形県行政書士会の暴力団等排除推進委員となり、2023年からは山形県行政書士会米沢支部の庶務幹事、山形県行政書士会の任意団体「企業法務ワーキンググループ(現在は事業者支援ワーキンググループと改称しています。)」の代表、米沢市の「空き地空き家対策協議会」の協議員(行政書士代表)となり、なかなかブログの記事を書く時間が取れずにいました。方々からご期待いただいて色々な役目を仰せつかるのは身に余る光栄ではありますが、弱卒の身な上に一人で業務を行っていることもあり、依頼者にご迷惑を掛けないように尽力するのがやっとであります。現在はどうにか生活水準を維持できてい...
2022.04.21 15:51もうすぐ開業から1年久しぶりに投稿します。本日、前回投稿の記事に追記をしました。これから事業復活支援金の事前確認や申請をする方はご一読ください。とうとう行政書士開業から11カ月を過ぎ、あと3週間程度で1年になります。そしてちょうど1年になる5月15日が今年度の予備試験の実施日です。事業復活支援金の手続きやらなんやらで全く勉強できていません。それでも受験予定です。受験料も高いですし、年に一度しか機会が無いし、もしうっかり一次試験に合格できたら論文試験を受けることができるのですから。ここから先は特に理由もなく、久しぶりに文章を綴っているだけかも知れません。特に書きたいこともなく、なんとなくキーボードを叩いているだけです。恐らく無意味ですが、生存確認ということで何か適当なことを...
2022.01.03 14:36明けましておめでとうございます個人的に激動の2021年も終わり、無事新年を迎えました。旧年中は幾人かの目にも留まり、閲覧されたことに感謝いたします。実際には大した営業活動もせずにいて、閲覧されたことに驚きです。2021年は前半は閉店に向けた活動と、開業に向けた活動、そして予備試験の初受験のための勉強で終わりました。そして後半は行政書士として旗揚げしながらもたまたま受任できました遺言・相続・生前贈与などの個人法務、新規事業に向けた契約書の策定や法人化に向けた事前調査と準備、そして実務の勉強、更には事業承継の研究と学習に費やした半年でした。成果の程はと言うと、初年度ということもありますが思うようにいかない一年でした。やるべきことはやったつもりでもまだまだ足りておらず、当面の目標は変わら...
2021.11.23 17:29贈与について相続税対策や事業承継時の株式移転などで贈与を検討される方が多いです。そして大抵、年間の基礎控除額である110万円での暦年贈与。これが後々問題になる場合があります。暦年贈与は毎年基礎控除額内の贈与を繰り返して節税するやり方です。その場合の留意点としては毎年定期的に定額の贈与をしている場合、書面による贈与であっても結果的に連年贈与契約の基礎になる契約を結んだと見なされた場合です。むしろその書面が連年贈与契約の証拠として扱われる可能性すらあります。言い換えると定期金として金銭等を受け取る権利を得たとされた場合。この場合は契約の初年度に一括で贈与を受けたものと同様に扱われることがあります。回避の方法として、不定期にしたり、金額を変えたりするなどがよく紹介されて...
2021.11.16 18:17酔っぱらいのたわごと今の日本の状況、超高齢社会というらしいですよ。年齢分布が釣鐘どころかラグビーボールかアーモンドかみたいな形です。少子高齢化、晩婚化、未婚率上昇、独居老人の増加・・・個人主義が行き過ぎた結果でしょうね。独身貴族とか、結婚は人生の墓場とか、結婚のメリットよりデメリットの方が多いとか、色々な見解、認識、持論が錯綜してます、特にSNSとか界隈は。で?結局は社会なんてどうでもいいって理論ですよね。でも、自分の都合の悪いことは社会のせいにしてませんか?自分、今まで人と比べて恵まれていると感じるような、優越を感じるような瞬間なんてない人生でした。去年なんて本気で社会のせいにしたいくらい酷い状況でした。でも、社会のせいにはせず、自力で現状打破するために行政書士試験を突...
2021.11.15 16:33近況報告と今後の展望日曜に令和三年度の行政書士試験がありましたね。去年の試験が果たしてまぐれだったのか、知りたいところです。22日には今年の試験問題が公表されるようなのでやってみましょうか。ずっとブログを更新できずにいましたので、近況報告です。最近は企業法務(法人設立・新事業展開・事業承継・M&Aなど)のことばかり。そして、それとは別に相続のお仕事をしていて思うところもあります。空き家問題なども気になるところではありますが、なかなか解決が難しい問題です。後見人制度について、信託について、勉強は尽きません・・・実務を始めると試験勉強以上に細かく、広く、深く学ばないと追い付きません。法律そのものの勉強は予備試験受験以降全くしていない感じですね。でもまずは生活を立て直し...
2021.10.21 18:59相続について、詳しく(長文)相続の手続きの流れを復習がてらさらってみる。病院内で死亡した場合、医師によって死亡を確認され、死亡時刻が記録されます。その後、医師によって死亡診断書が作成されます。入院中の場合や救急搬送された場合が想定できますね。医師の手によって、その死亡診断書に死因が記載され、行政への届出を経て戸籍の記録上も死亡となります。死亡したのが病院外であった場合、一旦病院に搬送され医師によって死体検案書が作成されます。事件性が高いと認められる場合には検察関係から遺体を調べられることもあります。状況次第で死因の特定のために検査や解剖がされることがあり、というか大抵されます。また、事件性の有無の確認のために司法解剖されることもあります。遺族としては愛する故人の遺体が解剖されるの...
2021.10.19 16:27出口戦略と遺言とか相続とかFIREとかもうすぐ今年度の行政書士試験ですね。受験生の方々は追い込みの時期なのかな?自分はこのあたりだと行政法を重点的に学習していたような気がします。つい最近、宅地建物取引士の試験もあったようです。少し前に先輩行政書士の先生からお呼び出しがありまして、その時に行政書士の専業では生計を立てるのは大変だから何か他の資格と組み合わせるといいと忠告されました。そして同時にオススメされたのが宅地建物取引士だったりします。個人的にはあまり不動産には興味が無くて、取得した場合の組み合わせ方も見えてきません。行政書士として何をしていくのか、それが明確になっていないと無闇にWライセンスを取得しても活用できないんじゃないですかね。まぁ、行政書士資格の場合は後に取った方をメインに行政...
2021.10.14 15:30行政書士と事業承継事業承継を相談する場合、どこに相談すればいいのでしょう?弁護士?税理士?公認会計士?中小企業診断士?司法書士?まぁ、行政書士に相談するというのはあまり頭に浮かばないでしょうね。実際に事業承継の相談機関というと市町村や商工会議所・商工会、金融機関、よろず支援拠点、再生支援協議会、経営改善支援センター、中小企業基盤整備機構、事業引継ぎ支援センター、そして各士業。経営者が事業引継ぎで実際に相談するとすれば、税理士、商工会議所・商工会、金融機関あたりの最も親しみの深いところを選ぶでしょう。行政書士の場合は事業承継そのものではなく、事業承継された後の許認可の変更手続きや更新手続きで絡むことになるかと思います。株式などの財産移転は税理士へ、代表取締役の変更登記は司...
2021.10.08 14:44故人の預貯金の凍結について以前、バーテンダーとしてお客さまの話し相手になっているとき、相続発生中の方や相続でご苦労された方がいて、相続の手続きで困ったこと、悩みを聞かせていただきました。普通にお酒を飲みに来ていて相続の話をその店の人間と交わすというのも不思議かも知れませんが、BARにくるお客様は色々なことを話して、そして時には教えてくれます。バーテンダーには士業の人間と同様に暗黙の守秘義務があります。なので本当に色々な裏話や秘密、商売のこと、業界の裏話、昔の失敗談、一風変わった知り合いのこと、そして身の上話などを聞いたものです。それらの中の身の上話として、相続に関し苦労話や失敗談、または武勇伝的に話されます。今現在、行政書士として遺言作成や相続手続きを業務としてやっていて、以前...
2021.10.01 15:56行政書士の活用法行政書士の仕事というと何を思い浮かべますか?車庫証明?建設業許可?登記は違いますよ、司法書士の仕事です。具体的にはよくわらかないですよね。よくわからなくて普通です、本当に一般的に知られていないんです。正直、行政書士として仕事をしていても説明は困難です。行政書士のやっていい仕事は前回の記事にもありますが、他士業の独占業務や特定の資格の必要な仕事、許認可の必要な仕事以外です。そう言っちゃうと、何でも屋みたいなものみたいに感じますが、実際にそうです。許認可の不要な仕事は基本的に開業届けなどの手続きさえしていれば誰でもできます。例えばライター、プランナー、アドバイザー、コンサルタント、シンガー、ソングライター、アクター、デザイナー、プログラマー、ユーチューバー...
2021.09.29 18:46行政書士という資格登録から早4カ月、未だにこそばゆい先生という呼ばれ方。そして実感するのは行政書士という資格の一般的な認識。とにかく司法書士との混同が激しく、よく登記について質問を受けます。司法書士の仕事は登記、供託、後見人、そして訴訟物が140万円以下の訴訟の代理人など。主に法務局の手続きで、裁判所に提出する書類の作成もあったかと記憶しています。行政書士の仕事は・・・かなりわかりにくく説明が難しいです。行政書士法に明記されているのは「官公署に提出する書類その他権利義務の実現又は事実証明に関するの書類の作成」(行政書士法第1条の2)です。そして上記の書類の作成であっても他の法律において制限されているものは除かれます。「他の法律」とは主に他士業において独占業務とされている...