2023.06.27 03:02当事務所の報酬見積りの立て方だいぶ久しぶりの更新になります。3月までにいったんすべてのご依頼を完遂し、終わったあとすぐに怒涛の依頼ラッシュがありまして、ようやく落ち着いてきたところです。依頼の大半は遺言・相続でしたが、法人設立や創業支援、資金調達の依頼もありました。当職が行政書士業を始めてこれまで、定型の安易な依頼というのは全くありません。それどころか、ひとつの分野での初受任が毎回非常に稀な難解なケースばかりです。もはやそういった運命にあるものだと認識し始めています。現在お受けしている任務ももうすぐ完了する一件を除けば、完遂できるのか不安があるくらいに難しい案件です。そして、ここ3か月の間に相談のみで受任しなかった案件も少なからずあります。それらを受任しなかった理由は「行政書士業...
2022.11.25 02:502022年を振り返ってみてもう今年も残すところ1か月ちょっとですね。お久しぶりです、相変わらずたまに更新する程度です。今年の前半はひたすら事業復活支援金の手続きをしていました。おかげさまでなかなか営業していく状況にない中で多くの事業者の皆さんとお会いすることができました。そこから若干ですが相談などもありました。5月にはまた司法試験予備試験を受験してきましたが、事業復活支援金で忙しくて無勉で受験しました。その状況で何点取れるのかも興味があったのですが、法律問題だけで昨年はちょうど6割の正答率だったのが今年は4割しか取れませんでした。来年の予備試験は実施時期が2か月程度ズレますのでまだ時間がありますが果たして勉強できるのか、また受験するのか未定です。勉強のモティベーション維持が最大...
2022.10.27 23:40荒れ地に種を蒔きますか?また新型コロナウイルス感染症ことcovid-19の新規感染者数が上昇してきましたね。しかし、というか、やはり、というかあまり脅威に感じませんし、世間も世界ももう脅威には感じていないようです。現在日本の累積感染者数は2000万人を超えましたので単純計算で総人口の6分の1が感染したことになります。同様に計算するとフランスや韓国などは既に半数以上の住民が感染した計算になります。現在はcovid-19よりも円安や物価高の方が取り沙汰されています。政府や地方自治体も今後の支援金・給付金や補助金を交付する際の名目として「物価高騰」を使い始めています。日本でも物価高が実感できる状況ですが、他国はもっと物価上昇率が高いようです。現在の物価高の原因は円安のみではないとい...
2022.10.14 03:47希望の種、不安の種をお持ちの方へまたもや久方ぶりの投稿になります。最近は主に相続手続きをやっておりました。事業復活支援金の手続きが終わってからここ数カ月は小さめの仕事も多かったです。しかし、時間制限の短い相談が多く、バタバタしていた感もあります。2020年から始まった新型コロナウイルス感染症のパンデミックもようやく安心できるレベルまで落ち着いてきた感があります。感染者数などの数字の上では決して安心できる状況とは言い切れませんが、世界や相場、世間や市場ではあまり気にしなくなったと思います。相場と言えば、奇しくも2年前と同日の2月24日に大きな変動がありました。理由はロシアのウクライナ侵攻の開始です。2年前と違うのは一時的な相場の下落を引き起こしましたが回復は比較的早く、しかしコモディテ...
2022.04.21 15:51もうすぐ開業から1年久しぶりに投稿します。本日、前回投稿の記事に追記をしました。これから事業復活支援金の事前確認や申請をする方はご一読ください。とうとう行政書士開業から11カ月を過ぎ、あと3週間程度で1年になります。そしてちょうど1年になる5月15日が今年度の予備試験の実施日です。事業復活支援金の手続きやらなんやらで全く勉強できていません。それでも受験予定です。受験料も高いですし、年に一度しか機会が無いし、もしうっかり一次試験に合格できたら論文試験を受けることができるのですから。ここから先は特に理由もなく、久しぶりに文章を綴っているだけかも知れません。特に書きたいこともなく、なんとなくキーボードを叩いているだけです。恐らく無意味ですが、生存確認ということで何か適当なことを...
2021.11.30 22:00「事業承継士」になりました本日、2021年12月1日を以て、一般社団法人 事業承継協会の会員になりました。そして、同協会からの認定を受けて、山形県初にして唯一(2021現在)の「事業承継士」となります。
2021.11.26 19:20事業承継問題に取り組む開業前から興味のあった分野、事業承継。そこそこの期間、そこそこの量を勉強・研究してきました。山形県行政書士会の企業法務研究会で講師として研修会も開催しています。しかし、行政書士が事業承継に携わるのはなかなかに難しいものがあります。その理由の一つは事業承継は弁護士・公認会計士・税理士・中小企業診断士の4士業が専門家とみなされ、国もそれらの専門家に問題対応を要請していること。経営革新等支援機関の認定というのがありますが、上記専門家4士業はその資格のみで認定を受けることができます。その認定を受けると経営承継円滑化法の申請、事業承継補助金の専門家費用の対象専門家、事業引継ぎセンターからの専門家派遣の依頼を受けることができるなどの特典があります。事業再構築補助金...
2021.11.15 16:33近況報告と今後の展望日曜に令和三年度の行政書士試験がありましたね。去年の試験が果たしてまぐれだったのか、知りたいところです。22日には今年の試験問題が公表されるようなのでやってみましょうか。ずっとブログを更新できずにいましたので、近況報告です。最近は企業法務(法人設立・新事業展開・事業承継・M&Aなど)のことばかり。そして、それとは別に相続のお仕事をしていて思うところもあります。空き家問題なども気になるところではありますが、なかなか解決が難しい問題です。後見人制度について、信託について、勉強は尽きません・・・実務を始めると試験勉強以上に細かく、広く、深く学ばないと追い付きません。法律そのものの勉強は予備試験受験以降全くしていない感じですね。でもまずは生活を立て直し...
2021.10.14 15:30行政書士と事業承継事業承継を相談する場合、どこに相談すればいいのでしょう?弁護士?税理士?公認会計士?中小企業診断士?司法書士?まぁ、行政書士に相談するというのはあまり頭に浮かばないでしょうね。実際に事業承継の相談機関というと市町村や商工会議所・商工会、金融機関、よろず支援拠点、再生支援協議会、経営改善支援センター、中小企業基盤整備機構、事業引継ぎ支援センター、そして各士業。経営者が事業引継ぎで実際に相談するとすれば、税理士、商工会議所・商工会、金融機関あたりの最も親しみの深いところを選ぶでしょう。行政書士の場合は事業承継そのものではなく、事業承継された後の許認可の変更手続きや更新手続きで絡むことになるかと思います。株式などの財産移転は税理士へ、代表取締役の変更登記は司...
2021.10.06 13:00統計からみた推察・推測・推理日本人の平均寿命は女性が87.74歳、男性が81.64歳(2020年調査)だそうです。来年2022年4月1日から日本人の成人年齢は18歳に引き下げになります。2022年は18歳~20歳の3学年が一気に成人となります。晩婚化と言われていますが、平均初婚年齢は女性29.6歳で男性31.2歳(2019年調査)です。第1子出産時の母親の平均年齢は30.7歳だそうです。日本の人口は2005年に減少し始め、2006年は再度増加に転じたものの、2007年からは14年間連続で減少し続けており、2020年は1年間で日本の人口は約53万人が減少した。日本国内には約350万~400万の中小企業が存在していると言われている。そして現時点で事業承継の承継先、継ぎ手がいない企業が...
2021.10.04 14:36夢を語る行政書士に限らず、職に就いて大切なことは「何をナシたいのか」だと思います。何を為し、何を成すのか。為せば成る 何事も 成らぬは人の 為さぬ也けり「為すこと」と「成すこと」でより重要なのはどちら?成すために為す が 為さねば成らぬ「成すこと」が定まらないと「為すこと」は定まらないんです。ゴール設定なしにルート設定しても、選択肢は増えますが目的が定まらず、迷うだけ。成すのための手段であるはずの為すことが目的になっては結局成らず終い。意味が解りますかね?言い換えますと・・・選択肢を増やすべく、勉学に励んで学力の向上を目指す。一見悪くないし、普通に感じますかね・・・でもそれではダメです、全然ダメ。その結果がもたらすのは、可能性は広く、高く、大きいのに求められる...