行政書士に限らず、職に就いて大切なことは「何をナシたいのか」だと思います。
何を為し、何を成すのか。
為せば成る 何事も 成らぬは人の 為さぬ也けり
「為すこと」と「成すこと」でより重要なのはどちら?
成すために為す が 為さねば成らぬ
「成すこと」が定まらないと「為すこと」は定まらないんです。
ゴール設定なしにルート設定しても、選択肢は増えますが目的が定まらず、迷うだけ。
成すのための手段であるはずの為すことが目的になっては結局成らず終い。
意味が解りますかね?
言い換えますと・・・
選択肢を増やすべく、勉学に励んで学力の向上を目指す。
一見悪くないし、普通に感じますかね・・・
でもそれではダメです、全然ダメ。
その結果がもたらすのは、可能性は広く、高く、大きいのに
求められる期待までそれに比例して広く、高く、大きくなります。
なのに、成りたいモノがないと最終的に為したいモノが無いんです。
目的達成の手段であるべき努力という行為が目的にすり替わってしまうんです。
高学歴高偏差値高評価なのにニートになるのはその典型です。
努力して結果を積んだ分だけ自尊心も大きくなって社会不適合になる可能性まで拡大。
なりたい自分がないのにやみくもに磨いてきて、小さなピカピカの小石になっただけ。
激流に揉まれて削れて摩耗して流れの緩い場所に堆積した小石。
職人の手で綺麗にカットしたら価値あるモノに変われるかもね。
どうやって職人の手に渡るのか知らないけど。
では私自身はどうかというと、勉強好きなので客観的には同じに見えるかも知れません。
違う点と言えば、ここに至るまで、何を成したいのかを表明してきたこと。
しかし、成すために為す場も機会も見当たらないし、知識経験の不足も感じています。
そのため、資格登録後も期待して依頼してくれたお客様以外、ろくに営業活動もせずに
成すために為すことの勉強を暗中模索しながら進めてきました。
そして、不足を補える基盤を培いつつ、知識を得、経験を拝借する策を実行することに。
これが的を射た内容であれば自信と裏付けを以て営業活動に本腰が入れられるでしょう。
成したいことは「地元の活性化」であり、そのための「人口増加」であり、そのための「雇用安定」であり、そのための「産業の安定成長」「可能性の掘り起こし」「地元産業の見直し」「地域外との連携・提携」「新規産業開拓」であって、解決すべき問題は「事業承継」と「起業家育成」なのです。
政治家みたいな目標設定ですが、コンサルティングというカタチでやっていきます。
幅がありすぎる行政書士資格はきっと色々なシーンで活用できると思います。
しかし、駆け出し行政書士が一人で成せるわけも為せるわけもありません。
無力な男の壮大な夢物語に聞こえるでしょうね。
では、「夢を語らずに夢を叶えた人」っているんですかね。
夢を心に秘め、虎視眈々と計を練り、策を弄して・・・一度も誰にも本心を伝えずに。
幼少の頃から伝記や歴史書が好きで多くの歴史上の人物、概ね成功者の人生を文芸作品という誇張された形を通してとはいえ触れてきました。
それでも誰にも本心を明かさずに夢を叶えて歴史に名を遺した人物というのは皆目見当もつきません。
むしろ、多くの人間に自分の夢を語り、賛同者・協力者・支援者を得て実績を上げて歴史に名を刻んだ人なら沢山挙げられます。
賛同者・協力者・支援者、そしてその功績の恩恵を受ける人たちを集めるためにも夢は大いに語るべきです。
方法なんてわからなくてもいい。
そのために仲間という存在がいるのだから。
あなたが夢を語ってくれるならば、試行錯誤しながら私が伴走します。
私の夢に賛同、協力、支援して伴走してくれる方々もきっといる。
そして、夢に向かって進む中で不安は次第に払拭されていくもの。
叶うまでの距離が遠いほど不安は大きく、近いほど希望は大きくなります。
あなたの夢を聞き、希望を育み、不安を取り除くために尽くしましょう。
それが結果的に私の夢を叶えることになるから。
0コメント