前回ブログを更新してから結構な日数が経過いたしました。
相変わらず元気に活動してはいますが、2022年から山形県行政書士会の暴力団等排除推進委員となり、2023年からは山形県行政書士会米沢支部の庶務幹事、山形県行政書士会の任意団体「企業法務ワーキンググループ(現在は事業者支援ワーキンググループと改称しています。)」の代表、米沢市の「空き地空き家対策協議会」の協議員(行政書士代表)となり、なかなかブログの記事を書く時間が取れずにいました。
方々からご期待いただいて色々な役目を仰せつかるのは身に余る光栄ではありますが、弱卒の身な上に一人で業務を行っていることもあり、依頼者にご迷惑を掛けないように尽力するのがやっとであります。
現在はどうにか生活水準を維持できているに過ぎませんが、徐々に継続してお仕事をいただける状況にもなってくると思います。
もう一つご報告いたしますと、2023年度の宅地建物取引士試験に合格いたしました。
先輩の先生方や、旧知の社長さんたちの勧めもあり、受験申し込みをしたもののやる気が起きず、また役目が増えたこともあって多忙を理由に勉強をさぼりにさぼりました。
しかし、試験3日前にして何もすることが無い、空白の時間ができてしまいました。
僅か2日間ですが、久しぶりに本気で勉強をして宅地建物取引士試験というゲームの攻略法を構築して挑んだ結果、36点ジャストでギリギリ合格を果たしました。
巷では過去最年少合格者(10歳)が出たということで、ニュースにもなっていましたが。
Web上では、司法書士の先生が3日間の勉強で合格したという話もありますが、それを更新したカタチですね。
しかし、宅地建物取引士試験と行政書士業務にはとても関連性がありましたのでそのような短期合格が可能だっただけです。
民法や都市計画法、農地法など行政書士業務の中で当然に知っているべき法律が出題範囲の約半分を占めます。
そして、宅地建物取引業法と法令上の制限が残りを占めます。
即ち、既知の分野を得点源に残りの範囲を勉強して半分近く得点できれば合格という寸法です。
その雑な作戦で合格してしまいました。
合格してしまった宅地建物取引士をどう活用するかは未定です。
出入国管理局申請取次行政書士の資格更新時期も差し迫り、更新のための講習も受けました。
講習の成果を見る効果測定は新規時には満点でしたが、今回は思いのほか難しくいくつか間違えてしまいました。
行政書士の業務は広範で、多くの法改正に順応していかなければならないのですが、結構大変です。
新しくできた法律、制度、手続きを調べながら、学びながら業務をこなしていかなければなりません。
業務についての学習に終わりがなく、慣れでやっていけるほど甘くもありません。
資格が無ければ就くことも出来ませんが、資格だけで単純作業で稼げるわけでもありません。
出願者、合格者、開業者が年々増えている行政書士ですが、廃業者も実は増えています。
ご高齢の先輩方が多くいらっしゃることも理由の一つですが、やはり専業では不安定で軌道に乗りにくいというのもその一つだと思います。
当職は令和6年5月15日に4年目に突入しましたが、未だ不安定でひたすらに走り続けているというのが実情です。
しかし、努力の甲斐あってか年々売り上げは伸びていますので、開業から3年間生き延びられれば継続していける職業であるとも言えるかも知れません。
このブログを読まれる方は、依頼する行政書士をお探しか、行政書士試験を受験している方だと思います。
当職は要領よく勉強してたまたま合格して、要領よく業務をこなしてたまたま生き延びている行政書士です。
得意分野は、難しいまたは新しい業務で他の先生方があまり引き受けたがらないお仕事です。
今後とも、行政書士事務所ALL C’sをよろしくお願いいたします。
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